震災から11年。
まだ家族の元へ帰れない遺体がある。
岩手県の行方不明者はまだ1000人以上。
その中で、身元不明の遺体47体が、いまだにご家族の元に帰れていません。
焼けたことでDNAが採取できなかったり、歯科医院も流され歯型の照合が難しいこともありますが、
服や遺品や遺体の似顔絵が岩手県警のホームページに載っています。
しかし、ホームページへのアクセス数は年々減り、有力な情報も見つかっていません。
震災から11年、風化が進行しているいま、
かすかな希望になれるのは、行方不明者のご家族ではなく、
顔見知りかもしれない他人である「あなた」です。
この人を見たことあるかも… この遺品に見覚えある…
岩手県警のホームページを見ていただき、情報をお寄せいただけたら、何かが判明するかもしれません。
ひとりでも多く、1日でも早く、ご家族の元へ。
風化させてはいけない震災がある。岩手日報
これは2011年3月11日の岩手日報テレビ欄。
午後2時46分までは、普段どおりの日常でした。
11年前のあの日、わたしたちが知ったのは
人は今日、何が起こるか知ることはできない
ということ。
【受賞】
新聞広告賞|新聞社企画部門〈新聞広告賞〉
JAA消費者が選んだ広告コンクール|新聞部門〈メダリスト〉、テレビ部門〈メダリスト〉、デジタル部門〈メダリスト〉
ギャラクシー賞|CM部門 入賞
- Client
- 岩手日報
- Producer
- 柏山弦、中村吉孝、高橋清基
- Creative Director, Copy Writer
- 河西智彦
- Art Director, Designer
- 横尾美杉
- Photographer
- 百々新
- Photographer Assistant
- 佐藤匠
- Web Programmer
- 林幹博